国家資格である情報処理技術者試験は2009年より全面的に見直され、新たに12区分に分類されていますが、その中で最も基礎的な試験が「ITパスポート試験」です。
情報処理技術の活用方法や安全なネットワーク使用方法など、現代社会にとって欠かせないITを活用するために必要な知識を問う試験です。
以前の情報処理技術者試験にあった「初級システムアドミニストレータ」の後継的な資格として設けられていますが、「初級シスアド」が主に表計算やデータベースの知識を問う試験であったのに対し、「ITパスポート」では情報処理技術全般の基本知識を問うものとなっています。

この資格を持っていても就職や転職に特に有利になることはないかもしれませんが、様々なオフィスワークにおいて必要不可欠な知識を備えておくことがきっと役に立つはずです。
上位資格としては、「基本情報技術者」「応用情報技術者」があり、さらにスキルアップをめざす人は挑戦してみるといいでしょう。

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★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
4月・10月

【受験地】
全国各地

【試験内容】
基礎理論、コンピューター構成要素、ヒューマニンターフェイス、システム開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略マネジメント

【受験料】
5,100円

【問い合せ先】
独立行政法人 情報処理推進機構