待機児童問題解消のため保育所の増設が叫ばれる中、そこで勤務する保育士のニーズが高まっています。
保育士は、1999年の児童福祉法施行令の改正により、名称が「保母」から変更され、2001年に国家資格となりました。
保育士は実務経験がなくても取得が可能な資格です。
また、科目合格性をとっており、一度合格した科目は3年間試験が免除になるため、働きながら計画的に、たとえば3年かけて、資格を取得することもできます。
簡単に取れる資格とはいえないかもしれませんが、別の職種に就いている人でも取りやすい資格といえるでしょう。
就職先が保育所でなくても、子供服メーカーやおもちゃメーカー、絵本の出版社などの場合、この資格が有利になるものもあります。
★★★☆☆(普通)
【受験資格】
大学卒業(見込みも含む)、大学に2年以上在学かつ62単位取得以上、短大、高専、専修学校卒業(見込みも含む)以上
【試験日】
筆記:8月、実技:10月
【受験地】
全国各地
【試験内容】
筆記試験:
社会福祉、児童福祉、発達心理学、精神保健、小児保健、小児栄養、保育原理、教育原理、養護原理、保育実習理論
実技試験:
音楽演奏、絵画制作、絵本の朗読(言語)から2分野を選択
【受験料】
12,700円
【問い合せ先】
社団法人 全国保育士養成協議会