電気通信設備工事担任者は、アナログ電話から最新のIP技術を用いたブロードバンドサービスまで、幅広い仕様の電気通信設備機器の工事を行ったり監督したりするのに必要な国家資格です。
情報通信機器やネットワークなど、ビジネス現場において必須のインフラのスペシャリストとして、IP技術の進化とともに今後のニーズはさらに高まることでしょう。

試験はAI種とDD種に分かれており、工事ができる範囲によってそれぞれ1種から3種までのランクがあります。
AI種は、アナログ電話やISDNサービスなどのアナログ回線を対象とし、DD種は、インターネット回線やIP電話等などのデジタル回線を対象としています。
また、AI種とDD種の最上位ランクの1級を合わせた「AI・DD総合種」という試験もあり、この分野の知識に自信がある人向けの試験で1回で全ての範囲の資格を取得できます。
比較的簡単に取れる資格としてはやはり入門資格の第3種で、過去問題を繰り返し勉強すれば、合格はそう難しいものではありません。
第3種取得後は、第2種とほとんど内容が変わらない第1種取得をめざすのが一般的です。

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★★★☆☆(普通)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
5月・11月

【受験地】
全国主要都市

【試験内容】
1.電気通信の基礎
2.端末設備の接続のための技術及び理論
3.端末設備の接続に関する法規

【受験料】
8,700円

【問い合せ先】
一般財団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター