司書は、都道府県や市町村の公共図書館等で図書に関する業務にあたる専門職員で、司書補は、司書の職務を補助する役割を担います。
司書の業務としては、図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などの他、図書館資料についてのレファレンスサービスと読書案内、読書活動推進のための各種主催事業の企画の立案と実施、自動車文庫による巡回等の館外奉仕活動の展開などがあり、図書館における様々な業務を行います。
司書補の資格は、司書補講習を受けることによって取得できます。
司書補を取得した後、2年以上の実務経験を積めば司書講習を受講することができ、さらに1年の実務経験を積んで3年以上の実務経験をクリアすれば司書の資格を得ることができます。
図書館に関する仕事に就きたい人は、ぜひ司書の資格を取得しておきましょう。
【難易度】
★☆☆☆☆(易しい)
【受講資格】
高校もしくは中等教育学校卒業、高専3学年修了、または高等学校卒業程度認定試験合格者。
【講習日】
7~9月
【受講地】
文部科学大臣が委嘱する全国の14大学。
【講習内容】
生涯学習概論、図書館の基礎、図書館サービスの基礎、レファレンスサービス
【受講料】
受講する大学によって異なる。
【問い合せ先】
文部科学大臣が委嘱する全国の14大学。