中古自動車査定士は、車の査定をする能力を認定する資格です。
車を持ったことのある人なら一度は車の査定を受けたことがあると思いますが、この査定を行っているのが中古自動車査定士です。
中古車査定士は、査定基準、相場などに基づいて公正な査定を行い、買取、下取りの価格を算定します。
中古車査定士の資格は大型車と小型車に分かれています。
受験資格として、大型の査定士になるには大型の免許の保有、小型の査定士になるには普通免許の保有が必要になり、これに販売や整備の実務経験が6ヶ月以上必要になります。
その上で、日本自動車査定協会の3日間ほどの研修を修了することが条件となるので、この仕事に就いている人がスキルアップを目指して取得する資格であるといえます。
ただ、講習をまじめに受けさえすれば、ほとんどの人が合格する資格でもあり、この仕事をしている人にとっては比較的容易に取得できる資格の一つになります。
【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)
【受験資格】
1.自動車運転免許保有
2.自動車の販売あるいは整備の実務経験6ヶ月以上
3.日本自動車査定協会の研修を修了
上記の全てを満たす者。
※中古自動車査定士として登録できるのは20歳以上。
【試験日】
6月・12月
【受験地】
各都道府県
【試験内容】
学科:
1.中古自動車査定制度、②中古自動車査定基準・加減点基準、
2.自動車の構造、機能及び取扱い、
3.保安基準、その他自動車に関する事項、
4.その他査定に関する事項
実技:
1.査定の実技(乗用車)
2.査定の実技(貨物車)
【受験料】
小型:16,800円
大型:17,588円
【問い合せ先】
一般財団法人 日本自動車査定協会