フォークリフト運転者は、最大荷重1t以上を含め全てのフォークリフトやストラドルキャリア、コンテナキャリア、トップリフター、クランプリフトを操作できる資格です。
この資格を取得するには、都道府県労働局長の登録講習機関で労働安全衛生法に基づく運転技能講習を受けます。
講習には学科と実技があって、修了試験があり、この修了試験にパスすれば運転資格を取得することができます。
講習をきちんと受講していれば、ほとんどの人が資格を取得できます。
講習にかかる日数・費用については、すでに取得している自動車免許の種類によっても違ってきます。
普通免許を持っていると学科が一部免除されるので、その分だけいくらか割安になります。
また、大型特殊自動車免許所持者の場合、日数・費用は一般の半分以下ですむ場合が多いようです。
【難易度】
★★★☆☆(普通)
【受講資格】
18歳以上
【講習日】
各教習機関により、機関は3日~5日が一般的です。
【講習地】
各教習機関が指定する講習地。
【講習内容】
学科:
1.走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
2.荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
3.運転に必要な力学に関する知識(2時間)
4.関係法令(1時間)
実技:
1.走行の操作(20時間)
2.荷役の操作(4時間)
【講習料】
各教習機関により、5~6万円程度が一般的です。
【問い合せ先】
各都道府県労働局安全課