近年、多重債務者やグレーゾーン金利の廃止など、貸金業に関連することが社会問題や話題となることも少なくないようです。
そんな状況の中、貸金業に関する法律が改正され、消費者金融会社だけでなく、クレジットカード会社、リース会社における契約等の責任者として業務にあたる貸金業務取扱主任者が重要となってきています。
貸金業務取扱主任者の資格は以前からありましたが、講習と確認テストだけで取得できる資格でした。
それが、貸金業に関する法律改正を機に見直され、平成21年には、試験によって取得する国家資格となりました。
平成22年からは、貸金業務取扱主任者を各営業所ごとに配置し、契約の責任者にすることを貸金業者に義務づけています。
よって、貸金業界で働く人には必須の資格といえます。
消費者金融会社だけでなく、クレジットカード会社、リース会社への就職を考えている人にとっても、取得しておくと有利になります。
【難易度】
★★★☆☆(普通)
【受験資格】
特に制限はありません。
【試験日】
11月
【受験地】
札幌、先代、高崎、埼玉、千葉、東京、横浜、名古屋、金沢、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、熊本、那覇
【試験内容】
1. 法及び関係法令に関すること(貸金業法、利息制限法など)
2. 貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること(民法、商法、民事訴訟法、破産法など)
3. 資金需要者等の保護に関すること(個人情報の保護に関する法律、消費者保護法など)
4. 財務及び会計に関すること(家計診断、財務会計)
【受験料】
8,500円
【問い合せ先】
日本貸金業協会