レストランサービス技能士は、食事や飲料に関するサービスのスペシャリストであることを証する国家資格です。
1級から3級までのレベルがあり、1級を受験するには2級取得後に所定の実務経験、2級を受験するにも3級取得後に所定の実務経験が必要になるので、1級取得を目指すにしてもまずは3級から受けねばなりません。
とにかく、サービスのスペシャリストを目指す最初のスタートとなるのがレストランサービス技能士3級の資格ということになります。

最上位の1級ともなると、受験資格を得るだけでも最低8年の実務経験が必要ですし、飲食サービス業界のプロ中のプロとしての称号になります。
最近は、レストランサービス技能士の1級取得者の在籍をアピールする店も出てきたりで、ニーズはかなり高く、資格手当が支給される場合もあるようです。

3級にも学科試験の他に実技試験があります。
学科試験の試験内容は専門的なことも多いのですが、1ヶ月ほどの時間をかけてテキストを一通り勉強しておけば問題なくパスするでしょう。
実技試験については、専門学校が開催する講習会等に参加しておけば安心です。
レストランでの接客等のアルバイトで経験を積んだ人でも、3級の受験資格を満たす場合もあるので、試験を運営している協会に問い合わせてみるといいと思います。

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★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
大学・短大・専門学校の料飲サービスに関する学科を卒業した者。
あるいは、レストランサービスの実務経験が1年以上の者。

【試験日】
学科:8月
実技:10~11月

【受験地】
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇

【試験内容】
学科:食品衛生及び公衆衛生、料飲一般、レストランサービス、食文化、施設の管理等、苦情への対応、関係法規、安全衛生
実技:客マナー、テーブルサービス

【受験料】
学科:6,500円
実技:6,000円

【問い合せ先】
社団法人 日本ホテル・レストランサービス技能協会