賃貸不動産経営管理士資格の国家資格化を見据えて、2020年度試験より、試験問題数及び試験時間を変更すると賃貸不動産経営管理士協議会が発表しました。

平成30年10月、国土交通省より発表された「賃貸住宅管理業者登録制度の法制化」において、賃貸不動産経営管理士の社会的役割を明確化することについて提言がありました。
賃貸不動産経営管理士協議会はこの提言内容を受け、賃貸不動産経営管理士の国家資格化に対応するため、2020年試験より、宅地建物取引士や管理業務主任者等の不動産関係の国家資格と同様に出題数を50問、試験時間を120分へ変更するとのことです。

2019年度試験: 40問・90分
2020年度試験: 50問・120分

この変更により、国家資格となる賃貸不動産経営管理士に必要となる高度で専門的な賃貸管理業務の知識と資質の検定における体制の強化を図るとのことです。
現在は制度の過渡的な時期ですが、業務範囲の拡大、国家資格化に伴い、今後も受験者の増加が見込まれます。