介護職員初任者資格は、以前のホームヘルパー2級の資格にあたり、講習を受けるだけで取得できる資格です。
ホームヘルパーは訪問介護員のことで、介護保険法で訪問介護を行う人のことをいいます。
介護保険制度の訪問介護サービスでは、1割を利用者が負担し、残りを介護保険料・国・自治体が負担することになっています。
この介護保険制度の中でのホームヘルパーの仕事は介護職員初任者(ホームヘルパー)の資格がないとできません。
いずれは国家資格である介護福祉士に統一するという方針が打ち出されていますが、たとえそうなったとしても、介護福祉士の資格を取る際に実務研修がある程度免除されるなどいろいろな特典措置があります。
介護職員初任者(ホームヘルパー2級)の資格を取る人の中には、身内が介護が必要な状態になったので、介護の仕方を学ぶ目的でこの資格を取るための学校で勉強し、そのプロセスで資格に挑戦するという人もいます。
介護職員初任者(ホームヘルパー2級)は、待遇面ではまだ問題があるものの、今後の高齢社会には確実にニーズが増える職業であるといえます。
★☆☆☆☆(易しい)
【受講資格】
特に無し。
【受講内容】
講義:社会福祉・ヘルプサービス・医学に関する知識、
実技講習:介護技術
実習:現場見学
【受講日】
各自治体、あるいは指定講習期間が定めた指定日。
【受講地】
各自治体、あるいは指定講習期間が定めた場所。
【受講料】
各指定機関によって違いますが、民間機関の場合90.000円程度。
【問い合せ先】
各自治体福祉担当課、及び指定講習機関。