ボイラーは、ビル、工場、ホテル、病院、銭湯、学校など、様々な施設で使用されています。
そのボイラーの取り扱い作業を行う際に必要になるのがボイラー技士資格で、現場にはこの資格を持った作業主任責任者を必ず一人置く必要があります。
ボイラー技士には、2級、1級、特級があり、それによって責任者になれる規模のボイラーが決まっています。
工場にあるような大規模なボイラーの場合、特級か1級が必要になるので、就職等でこの資格を有利に生かすためには1級以上を取得しておくことが必要ですが、まずは2級を取得して上位資格をめざすといいでしょう。
ただ、ボイラーは多くの場所・施設で稼働しているので、ボイラーを専門に扱わなくても設備関係の職種であれば、この資格が役に立つケースは多いと思われますので、持っておいて損のない資格であるといえます。

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★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
次のどれかを満たす者。
(1)学校教育法による大学、高等学校、中学校においてボイラーに関する学科修め卒業した者で、その後3カ月以上の実地修習を経た者。
(2)ボイラー実技講習を修了をした者。
(3)ボイラー取扱技能講習を修了した者で、その後4カ月以上小規模ボイラーを取り扱った経験がある者。

【試験日】
毎月1~2回(試験地によって異なる)

【受験地】
恵庭(北海道)、岩沼(東北)、市原(関東)、東海(中部)
加古川(近畿)、福山(中国・四国)、久留米(九州)

【試験内容】
ボイラーの構造に関する知識
ボイラーの取り扱いに関する知識
燃料及び燃焼に関する知識
関係法令

【受験料】
7,000円

【問い合せ先】
財団法人 安全衛生技術試験協会