賃貸不動産経営管理士は主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を証する資格です。

賃貸不動産経営管理士の業務範囲は、賃貸不動産の管理業務を受託する契約業務、入居者の募集や契約業務、建物の維持管理や不具合の対応、原状回復工事、賃貸住宅に係るトラブルを防止・解決、家主の賃貸経営に関する支援など多岐に渡っており、幅広い知識と経験が要求されます。

平成28年9月の賃貸住宅管理業者登録制度の改正により、事業者が貸主との管理受託契約を締結する時、重要事項説明書の説明、記名・押印を行うのも賃貸不動産経営管理士の業務となりました。

試験の準備としては公式テキストを購入して学習するのが効率的です。
テキストによる2日間の賃貸不動産経営管理士講習が行われる他、自宅で学習することも可能です。

賃貸不動産経営管理士試験に合格後、賃貸不動産関連業務に2年間従事する等の一定の要件を満たすことにより、登録手続きを行うことで賃貸不動産経営管理士として認定されます。

2016年8月の賃貸不動産管理業者登録制度の改正によって、2018年7月1日以降、賃貸不動産管理業務に携わる事業所に賃貸不動産経営管理士を1名以上置くことが義務づけられました。
そのことがあって、2017年に受験者が急増した経緯がありましたが、国家資格化に向けて、難易度が上がる傾向が予想されるため気になる人は早めに取得した方がいいかもしれません。

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【難易度】
★★★☆☆(普通)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
毎年11月(年1回)

【試験地】
札幌、盛岡、仙台、大宮、千葉、東京、横浜、金沢、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、熊本、沖縄 (全国17会場)

【試験内容】
賃貸管理に関する実用的な知識。

【受験料】
受験料:12,960円(税込)

【問い合せ先】
一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会