動物介護士は老犬・老猫といったシニア期の動物に関する基礎知識をはじめ、介護や病気など専門的な知識を備えていることを証明する資格です。
動物医療の進歩やペットフードの品質向上などによりペットの寿命が延び、人間だけでなくペットの世界でも急速な高齢化が進んでいます。
現在ではペットの4頭に1頭が高齢犬・高齢猫であるといわれています。
平成25年に飼い主が最後までペットを看取る責任を負うように動物愛護法が改正されました。
これにより、これまで飼い主が面倒を見ることができなくなったペットを引き取っていた自治体に引き取りを拒否される可能性も出てきています。
ペットを飼う責任だけではなく、家族の一員として共に過ごしてきたペットのためにも、正しい知識を身に着ける必要性が高まっています。
また、社会的に老犬(老猫)介護のニーズが急速に高まっており、それによる介護施設の設置により、職員としての動物介護士のニーズも高まっています。
動物介護士講座では動物のシニア期の基礎知識の他、介護・病気に関する知識を学ぶことができます。
高齢のペットがかかる可能性のある病気の情報やその対処法などは非常に有用になると思います。
【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)
【受験資格】
認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者。
【試験日】
認定教育機関によるカリキュラム修了後、いつでも受験できます。
【試験地】
在宅で受験できます。
【試験内容】
シニア期の動物に関する基礎知識、動物介護、病気についての基礎知識に関する職業能力。
【受験料】
受験料:5,600円
※認定教育機関による講習費用は含まれていません。
【問い合せ先】
一般財団法人 日本能力開発協会