食品衛生責任者は、飲食店、喫茶店などの調理営業や乳類、魚介類、食肉などの販売業等を営むのに必要な資格です。

食品衛生法の定めにより、店舗等の各施設ごとに1人以上置くことが義務付けられています。

O157等の食中毒の報道がTVを賑わすことも多い昨今ですが、飲食店舗等の食品衛生全般を見るという重要なポジションにもかかわらず、資格受講資格さえあれば、講習を受けるだけで誰でも食品衛生責任者の資格を取ることができます。

まさに簡単に取れる資格の代表格といえますね。

医師、薬剤師、栄養士、調理師等の有資格者は養成講習を受けなくても食品衛生責任者になることができますが、それだけではとても増え続ける食品関連施設のニーズに足りないので、講習を受けた者を食品衛生責任者として認めるという制度ができたようです。

食品関連業種以外の人がこの資格を持っていても特にどうということはないのですが、普段の生活で食中毒を避けるというような一般常識としても学ぶべきことは多いと思います。

そして、街のパン屋さんやケーキ屋さんの開業をめざしている人には必ず必要な資格です。

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★☆☆☆☆(易しい)

【受講資格】
各都道府県によって少し違いますが、東京都の場合、17歳以上かつ高校生以外となっています。
つまり、高校を卒業していなくとも、17歳以上で高校生でなければいいというわけです。

【受講内容】
公衆衛生学・公衆衛生学・食品衛生学・受講内容に関する小テスト
テストは実施するだけで、合否はありません。

【受講日】
各都道府県によって違いますが、月7~8回程度。

【受講地】
各都道府県で実施

【受講料】
各都道府県によって違いますが、東京都の場合、1万円(教材含む)

【問い合わせ先】
各都道府県衛生部または保健部