食品・料理に関する正しい知識を習得し、味がよく見た目も美しい料理を作れるようになることが家庭料理技能検定の目的です。
元々は、女子栄養大学の料理技術検定として始まったものですが、2006年に文科省後援の資格となり、現在にいたっています。
食関係の資格としては、他に調理師がありますが、受験には実務経験が必要になります。
家庭料理技能検定には実務経験が求められないため、誰でも受験が可能なこともあり、年間5万人が受験する人気資格となっています。

レベルとしては、1~4級があり、どの級でも制限なく受験ができます。
4級は初歩的な「切る」「むく」の作業ができれば合格できるので、少し料理に慣れた人なら、基礎的な「下ごしらえ」の知識や技術が要求される一つ上位の3級の取得がお勧めです。

趣味や家庭で活かすのが目的なら3級でも充分ですが、仕事でこの資格を活かそうとするのなら、和洋中の知識や技術が求められる1級を取得する必要があります。
調理作業を行う職業だけでなく、食品メーカー、外食産業、食品流通業界への就職を考えている人は就職で有利に働く可能性があります。

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【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
9月

【受験地】
3・4級:全国約80会場

【試験内容】
3級:
食品の調理上の性質を理解し、基礎的な食費の「下ごしらえ」「切る」「むく」などのことができる。
日常の家庭料理の献立・調理ができる。

4級:
基本的な食品の調理法を理解し、初歩的な「下ごしらえ」「切る」「むく」などのことができる。
「正しく調味し」、基本的な一食の献立・調理ができる。

【受験料】
3級:12,000円
4級:9,000円

【問い合せ先】
学校法人 香川栄養学園 家庭料理技能検定事務局