所得税法能力検定は、源泉徴収や確定申告の基本的な考え方や、税務署への提出書類作成などの税務処理ができる知識から実務での応用的税務処理など、所得税に関する計算を問う検定試験です。
元々は税務会計能力検定試験として実施されていたものですが、平成24年度から「所得税法能力検定試験」「法人税法能力検定試験」「消費税法検定試験」に区分して実施されています。
税理士試験を受験しようとしている人が所得税法の基礎学力確認の意味で受験してみるのもいいでしょう。

レベルとしては、1級から3級までがあり、基礎的な知識を問われる3級なら比較的短期間での取得が可能です。
個人事業主として確定申告をしたことのある人なら、所得税については、ある程度勝手がわかっているので、さらに短期間の勉強で取得できるでしょう。
税のスペシャリストを目指す人は、スキルアップのために、本資格の1級、「法人税法能力検定試験」「消費税法検定試験」の受験も考えてみるといいでしょう。

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【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
2月・10月

【受験地】
全国各地の制定会場。

【試験内容】
総則、居住者の納税義務、税額の計算、納税と還付など

【受験料】
3級:1,400円

【問い合せ先】
公益社団法人 全国経理教育協会