観光英語は、旅行や観光時のさまざまな場面での専門的な用語や言い回しなどが含まれており、中学・高校など学校で習う英語とは少し違ったものとなっています。
また、旅行で来日する外国人も急増している近年、国内においても、旅行、観光、ホテル、レストラン等の職場では、必要な情報を英語で伝える能力が必須となっています。
観光英語検定試験は、こうしたところで働く人の英語力の向上をはかるために実施されている試験です。

観光英語検定のレベルに、1級から3級までの3段階になっています。
試験では筆記とリスニングがあり、1級では面接試験もあります。
最上位の1級では、観光、旅行業に必要な実務英語レベルで、英検準1級程度の実力が必要とされますが、3級では、初歩的な英語および英語による日常会話となっており、英検3級程度の難易度なので1ヶ月程度の勉強で取得が可能です。
ただ、観光に関する英単語や、地理、日本史、世界史などの知識も求められるため、それに備えた勉強が必要になります。

観光業界の人でなくても、仕事や旅行で実際に海外に行く場合には、旅行先で役に立ちます。
3級から上級の取得へとレベルアップしていけば、資格を持っていることより、資格を取るために勉強して覚えたことがいろいろな場面で役に立つ資格です。

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【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
7月・10月

【受験地】
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄

【試験内容】
3級:
曜日、時刻、数字(単位含む)、英語の掲示やパンフレット、地名、世界と日本の観光名所、日本の祭りや年中行事また民芸品、あいさつ等、観光・旅行に必要となる初歩的な英語および英語による日常会話。

【受験料】
3級:3,500円

【問い合せ先】
全国語学ビジネス観光教育協会