学校図書館司書教諭とは、小学校・中学校・高等学校などの図書館で専門的資料に関連する職務に従事する教員です。
学校図書司書教諭は学校図書館の経営・指導面を担当し、学校図書館の経営方針や経営計画を立て、年間運営計画等を作成します。
また、学校図書館の機能を活用する学習指導、 読書指導、情報活用能力の育成指導等を支援したり、 指導したりするのが業務となっています。

講習の受講によって得ることができる資格ですが、受講者は教員職に就いている人が圧倒的に多いようです。
学校図書館法では、学校図書館の専門的職務を担う教員として、「司書教諭」を学校に置くこととしています。
ただ、学校図書館司書教諭については、教諭としての業務と兼任とする学校が多いため、学校図書館司書教諭専業者として就職するのは難しいのが現状です。

図書館における教育・指導・運営等に興味のある人は、講習を受けて資格を習得しておくと、将来の仕事の幅が広がる可能性があるでしょう。

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【難易度】
★☆☆☆☆(易しい)

【受講資格】
次のいずれかに該当する人は受講できます。
1.小学校、中学校、高等学校又は特別支援学校教諭免許状の保有者。
2.大学で2年以上在籍し、所定科目の62単位以上を修得した者。

【受講日】
7~8月(講習実施機関によって異なる)

【受講地】
全国の指定講習実施機関。

【受講内容】
1.学校経営と学校図書館に関する事項
2.学校図書館メディア構成に関する事項
3.学習指導と学校図書館に関する事項
4.読書と人間性に関する事項
5.情報メディア活用法に関する事項

【受講料】
無料

【問い合せ先】
文部省初等中等教育局児童生徒課指導調査係