自動車整備士は、4輪及び2輪自動車の点検聖母を行うことができる国家資格です。
自動車の安全を確保するだけでなく、公害の防止などの役割も担っています。

自動車整備士のレベルとしては、1級から3級まであります。
入門資格の3級では就職に有利になるとはいえないので、上位資格の受験に必要となる実務経験を重ねた上で上位の2級、そして1級の取得を目指すことになります。
1級となると難度が高いのですが、2級を取っておけば、自動車関連企業への転職時に役立つ可能性があります。

自動車整備士の資格を得るには、一定期間の実務経験をした上で国の認定試験を受ける方法と、養成施設を修了して民間の認定試験を受ける方法があります。
ここでは国の試験を受ける場合について紹介します。

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【難易度】
★★☆☆☆(やや易しい)

【受験資格】
3級:
1.1年以上の実務年数を有する者
2.所定の資格を有し、6月以上の実務年数を有する者
3.機械学科の修了者等
4.職業訓練校修了者

【試験日】
8月

【受験地】
各地方運輸局及び沖縄総合事務局が指定する都道府県の指定会場

【試験内容】
学科:
1.構造、機能及び取扱法に関する初等知識
2.点検、修理及び調整に関する初等知識
3.整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する初等知識
4.材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する初等知識
5.保安基準その他の自動車の整備に関する法規

実技:
1.簡単な基本工作
2.分解、組立、簡単な点検及び調整
3.簡単な修理
4.簡単な整備用の試験機、計量器及び工具の取扱

【受験料】
7,200円

【問い合せ先】
国土交通省 自動車交通局技術安全部整備課
各地方運輸局