酸素欠乏・硫化水素 危険作業主任者は、第二種酸素欠乏作業(酸欠+硫化水素)において作業主任者として就業するために必要となる国家資格です。
トンネルや下水道敷設のように酸素欠乏の危険が伴う作業において、安全に作業を行うために必要な知識の取得を認定する資格です。
従来の「第二種酸素欠乏作業主任者」が、2004年からこの資格に変わりました。

同様の危険作業の資格として「酸素欠乏危険作業主任者」もあり、これは第一種酸素欠乏作業(酸欠のみ)において作業主任者として就業するために必要な資格です。
すでに酸素欠乏危険作業主任者技能講習を修了している人は、重複する学科・実技が免除されます。

講習には学科と実技があり、講習後に行う修了試験に合格すれば取得できますが、ほぼ100%の人が取得できます。
講習については、登録講習機関が行います。

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★☆☆☆☆(易しい)

【受講資格】
特に制限はありません。

【講習日】
登録講習機関によって異なります。
通常、3日間程度の講習になります。

【講習地】
登録講習機関によって異なります。

【講習内容】
学科:
1.酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急蘇生法に関する知識
2.酸素欠乏、硫化水素の発生原因及び防止措置に関する知識
3.保護具に関する知識
4.関係法令
実技:
1.救急蘇生の方法
2.酸素濃度及び硫化水素濃度の測定方法

【受講料】
登録講習機関によって異なります。
日本産業技能教習協会の場合、講習日:18,000円+教材費2,100円

【問い合せ先】
登録講習機関に直接問い合わせます。
(例)財団法人 日本産業技能教習協会、社団法人 中央労働基準協会