メディカルクラークとは、医療機関等で診療報酬請求事務や受付等の医療事務に従事する人のことをいいます。
資格としてのメディカル クラーク(医療事務技能審査試験)は医療事務全般についての技能を問う試験です。
以前のメディカル クラーク試験には1級と2級がありましたが、2011年より等級が廃止され従来の2級が「メディカル クラーク」となり、1級は「医事業務管理士」という上位資格として独立した形になっています。

病院や診療所の受付事務、診療報酬請求業務の他、患者対応などもメディカル クラークの業務になります。
診療報酬請求事務は、医療保険支払い機関に提出する診療報酬明細書(レセプト)を作成する業務で、これを迅速かつ正確に作成する能力を備えておく必要があります。

病院、診療所、歯科医院、保険薬局など、メディカル クラークが活躍できる場は多く、パートやアルバイトとしてのニーズも少なくないようです。
また、需要のある時期だけ非常勤のアルバイトで働く、というような働き方も可能で、結婚・出産の影響を受けずに働き続けられるので、女性に人気があり、かつ女性に適した仕事といます。

試験は、学科試験と実技試験があり、学科は問題集をやっておけばいいのですが、実技はレセプト作成・チェックを時間内でやる練習を繰り返しやっておく必要があります。

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【難易度】
★★★☆☆(普通)

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
毎月(年12回)

【受験地】
各都道府県の高級施設等

【試験内容】
学科試験:医療事務知識
実技試験:患者待遇、診療報酬請求実務

【受験料】
6,500円

【問い合せ先】
一般財団法人 日本医療教育財団